日商簿記2級・3級の難易度
このページでは日商簿記の2級・3級は、どれくらいのレベルの検定試験なのかを具体的に見ていきたいと思います。
よく、「日商簿記3級は高校生が合格できる検定」という言われ方をします。
でもその高校生は、たくさん勉強することで大学の入試にも合格します。
逆に言えば、英語や世界史などの科目をかなり勉強しないと大学には合格できません。
管理人がお伝えしたいのはこうです。
日商簿記3級は、たしかに高校生もたくさんの人たちが合格します。
でも彼ら彼女らも、みっちり簿記を勉強しているから合格するのです。
少し前置きめきましたが、さっそく3級のレベルから見ていきましょう。
<日商簿記3級の合格率>
実施年度・月 |
受験者 |
合格者 |
合格率 |
|---|---|---|---|
平成23年6月 |
93,091名 |
34,075名 |
36.6% |
平成23年2月 |
91,077名 |
27,970名 |
30.7% |
平成22年11月 |
117,180名 |
52,133名 |
44.5% |
平成22年6月 |
113,269名 |
31,592名 |
27.9% |
平成22年2月 |
95,092名 |
17,906名 |
18.8% |
簿記3級の合格率は平均的には30~40%程度です。しかしご覧のとおり合格率が20%に達していない回もあります。
詳細は後のページに譲りますが、簿記3級の合格ラインにある人たちは少なくとも100時間以上は勉強しているはずです。
「簿記3級くらいは、社会人の一般常識として身につけておきたい」とはよく言われていますが、100時間以上勉強して合格できるのが10人中3~4人となると、一般常識と呼ぶには、少々ハードルの高いレベルのようにも管理人は感じられてしまいます。
簿記検定には電卓を使った計算問題もあり、単に知識を詰め込むだけでは合格できない、ということも忘れないでください。
また計算問題のトレーニングを積むことで、損益計算や賃借対照表などの財務諸表を作成できるレベルに達することも事実です。
試験準備に向け気負う必要はありませんが、決して舐めてはかかれないのが、日商簿記3級、という認識でよろしいのではないかと思います。
<日商簿記2級の合格率>
実施年度・月 |
受験者 |
合格者 |
合格率 |
|---|---|---|---|
平成23年6月 |
52,546名 |
18,299名 |
34.8% |
平成23年2月 |
66,838名 |
21,653名 |
32.4% |
平成22年11月 |
69,100名 |
14,857名 |
21.5% |
平成22年6月 |
67,337名 |
26,909名 |
40.0% |
平成22年2月 |
66,330名 |
8,244名 |
12.4% |
合格率40%台の回などもあり、合格率だけを見ると3級とそれほど難易度が変わらないように見えるのは2級検定です。
しかし蛇足ならが、2級は、3級の合格者もしくは3級と同等の知識を持つ人がさらに勉強して合格できるレベルの検定であることを忘れないでくださいね。
合格率30~40%の3級検定で一度ふるいにかけられ、そのまた30%の方が晴れて2級に合格できるのだと考えるのが正しい観かたです。
分野が異なりますので一概には比較できませんが、日商簿記2級の難易度レベルは、宅地建物取引主任者、AFP/ファイナンシャル・プランニング技能士2級、二級建築士等と同じランクにあると思っていただければよいでしょう。
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